北海道消化器科病院で主に扱われる疾患は,消化器,つまり胃や小腸,大腸などの消化管,肝臓や膵臓,胆嚢などのおなかの中の臓器を原因とする疾患です.おなかの痛みや違和感が無くても,病気が隠れていることも多くありますので,お気軽に外来に相談にいらしてみて下さい.
当院の内科部門は,11名の医師から構成されております.外来部門では,月曜から金曜までは午前4名,午後は2名の医師が外来を担当します.土曜日は午前のみの診療で2名の医師が担当します.
外来担当以外の医師は,胃カメラ検査,エコー検査,バリウム検査等の検査部門を手分けして担当します.午後は大腸内視鏡検査や腹部血管造影検査,逆行性膵胆管造影検査を担当します.年間検査数は2006年で胃カメラ6364件,大腸内視鏡3666件,エコー検査5117件,逆行性膵胆管造影検査138件,腹部血管造影検査208件となっております.また,我々は患者様に最新の苦痛の少ない検査・治療を提供するため,ダブルバルーン式小腸内視鏡検査や経鼻内視鏡検査,消化管の腫瘍性病変に対する粘膜切開・剥離法を用いた治療,マグネットを用いた消化管吻合術など現在の世界の医療水準でもトップクラスの検査・治療を積極的に取り入れております.
外来,入院部門では,医師は特に疾患別に区別されておりませんが,検査部門では,胃や大腸内視鏡などの消化管検査を主に行うもの,肝臓の血管造影などの血管内治療を主に行うもの,胆道や膵臓の検査を主に扱うものに別れております.これは現在の内視鏡等の各種検査が複雑かつ多岐にわたるため,一人の医師がすべての検査に携わることになりますと,そのどれかが現在の医療水準についてゆけない可能性があるためです.各々の医師が担当の検査・治療に習熟しているため,各検査の医療水準を高く保つことができます.これが,ひいては患者様の苦痛を出来る限り少なくし,かつ最大の診断情報を引き出せる,つまりは少ない検査で最大の診断効果を得られることになります.
また,我々は,世界の標準と比較しも充分な医療レベルを患者様に提供できているか否かをオープンにするため,積極的に検査や治療の成績を各種学会等で公表しております.その上で更に研鑽を積み,常に新しいかつ高いレベルの医療を患者様に提供してゆくことを心がけております.
当院の内科で病気の診断のために行われる検査は,主に2つに大別されます.1つは各臓器の働き,機能を示す指標となるものです.この代表が血液による検査です.これにより出血している可能性はないか,肝臓や腎臓,膵臓などがきちんと働いているか,栄養はきちんと吸収されているか,などが判断されます.しかし,腫瘍などによる形の変化は血液検査などには現れにくいものです.この形の変化を示すものが,もう1つの検査である画像診断です.この検査としては,超音波検査やCT,MRIなどです.これらは超音波や放射線あるいは強力な磁気などを用いて,各臓器の形を表します.臓器の中に異なるものが出来ていると,超音波や放射線,磁気に対して周りの正常な組織と異なる反応をとるため,画像上の形となって現れます.各々の検査には,それぞれ長所と短所があり,どれか1つで充分とは言えません.ですから1つの検査で,もし病変が存在する可能性が少しでも見つかったら,他の検査で確認するという作業が必要になってきます.これらを組み合わせることでより正確な診断に近づいてゆく,というわけです.
最近では,これらの検査機器の進歩は著しく,機能を画像とともに表示することも可能になってきました.これらの機械が,最近当院でも導入されたPET,SPECT,64列マルチスライスCT等と呼ばれるものです.各々どの機能を画像化するのかについては,他のページで詳しくご説明しましょう.
更には入院して施行する検査も存在します.腹部血管造影検査や内視鏡的逆行性膵胆管造影検査(ERCP)といった検査がその代表で,これらの検査は,その安全性を留保するためにも当院では1−3日間といった短期間の入院で施行しています.
消化器内視鏡は、胃や大腸の検査のみではなく、消化器疾患の重要な治療手段としても用いています。従来の外科手術と比較すると、一般的に内視鏡治療は身体への負担が軽く、早期に回復が得られることが利点です。
具体的には以下のような内視鏡治療法があります。
現在においても様々な内視鏡治療が存在していますが、今後も内視鏡治療の領域は益々拡大していくことが予想されます。
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| 堀田 彰一 | 目黒 高志 |
| 院長 | 副院長 |
| 昭和48年 | 昭和56年 |
| 北海道大学医学部卒業 | 北海道大学医学部卒業 |
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| 中村 英明 | 加賀谷 英俊 | 山田 裕人 |
| 部長 | 部長 | 医長 |
| 昭和61年 | 昭和61年 | |
| 札幌医科大学医学部卒業 | 北海道大学医学部卒業 | 旭川医科大学卒業 |
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| 佐々木 清貴 | 加藤 貴司 | 碇 修二 |
| 医長 | 医長 | 医長 |
| 北里大学卒業 | 札幌医科大学卒業 | 九州大学卒業 |
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| 町田 卓郎 | 藤澤 良樹 |
| 医長 | |
| 札幌医科大学卒業 | 旭川医科大学卒業 |