最新のPET-CT・MRI・3D-CT・放射性同位体検査・血液造影などの画像診断により、多角的に病巣と病意を診断します。
PET/CT
PET/CTとは、PET(Positron Emission Tomography : 陽電子放出断層撮影)とCT(Computed Tomography)の特長を融合させた画像診断装置です。PETではがん細胞の活動状況を知ることを得意とし、CTは臓器の形をしっかりと映し出すことを得意とします。その二つの画像を重ね合わせることにより、精度の高い診断を行うことが出来ます。
一度の検査で全身チェック
一度の撮影で、ほぼ全身をみることができ、総合的な診断に有用です。
ほとんど苦痛がなく、短時間で終了
薬剤を注射して約1時間安静にした後、カメラの下で20分ほど横になっていただくだけです。

がんの早期診断、転移や再発の診断に有用
全身をみる検査ですので、原発巣の検出、転移や再発の診断に有用です。当院では2020年5月にフィリップス社製の最先端装置『Ingenuity TF』を導入しました。これにより約5mm大の病巣(がん)に対して発見可能となり、がんの位置や病巣の広がりなどの診断に威力を発揮しています。また、がんの早期発見にPET/CT検診は有効とされており今後ますます重要となっていくと思われます。
下記のページもご参考ください。
SPECT
SPECTとは「Single Photon Emission Computed Tomography」の略語です。SPECT検査は、放射性医薬品を静脈注射して体内から放出されるガンマ線を、シンチカメラ装置で検出し、その分布を画像化する検査です。 この放射性医薬品には、色々な種類、性質の医薬品があり、たとえば肝臓・心筋・骨などに集まる放射性医薬品を、それぞれ使い分けて身体の機能などを診断します。


肝臓シンチ(アシアロシンチ)
肝臓機能と形態を調べる検査です。
心筋シンチ(心筋脂肪酸代謝シンチ)
血液の足りない心臓の筋肉がどこで、その筋肉は治療で治る見込みがあるかを調べる検査です。

骨シンチ
全身の骨の状態を調べる検査です。がんの骨転移や微小骨折など✕線検査でわかりにくい状態を詳しく調べることができます。

64列マルチスライスCT
当院では2025年5月に、CT装置をGE社製Revolution Ascend Elite 64列MDCTに更新しました。
本装置は日本主導で開発されたハイエンド装置であり、道内では初導入となります。

Deep Learningによる画像再構成
装置には、最先端のAI技術である Deep Learningを使用した画像再構成「True Fidelity DL」が搭載されました。
従来装置での画像再構成は、画質を担保するために多くのX線が必要となり、患者様の被曝が増えてしまうデメリットがありました。「True Fidelity DL」では、教師画像に高画質な画像を採用し Deep Learning を行なうことで、低X線量でありながら高画質な画像の提供が可能となります。実際に従来装置と比較して、約60%のX線量低減を実現しました。
また、造影CT検査において、通常通り撮影した画像のコントラストを強調する画像再構成「True Enhance DL」も搭載されました。この機能により、従来装置では発見の難しかった、コントラスト差の少ない病変の発見率向上や細い血管の描出が可能となりました。さらに造影剤量を減らして投与しても、通常通り投与した様な画像を提供することが出来るため、腎機能の悪い患者様に対して造影剤量を減らして造影検査を行う事が可能です。
1024マトリクス画像再構成
従来装置では512×512マトリクスの画像再構成により画像を提供しておりましたが、本装置では1024×1024マトリクスでの画像再構成が可能となり、さらなる高分解画像の提供を実現しております。
従来の4倍のマトリクス数により、微小構造までの画像化が可能となり、診断能の向上に大きく貢献しております。
金属アーチファクトの低減
本装置には、金属アーチファクト低減アルゴリズム「Smart MAR」が組み込まれております。
一般的に患者様の体内に金属がある場合、その周囲に金属アーチファクトが発生し、診断の妨げとなってしまいます。
Smart MARではその金属アーチファクトを低減し、体内金属がある場合でも通常通りの画像を提供することが可能です。
手術支援画像への応用
新たな画像再構成法の採用により、従来よりも詳細で鮮明な画像の提供が可能となりました。
当院では手術支援画像として血管や大腸などの3次元画像を提供しておりますが、CT画像の高精細化に伴い、手術支援画像のさらなる精度向上が期待されます。
Vincent血管3D画像
大腸CT検査
大腸検査は、従来から行われている大腸内視鏡検査が一般的ですが、近年、大腸CT検査(CTC:CT Colonography、バーチャル大腸内視鏡)が広まりつつあります。比較的苦痛が少ないため、今後大腸検査の一つの選択肢として、大きな役割を果たすといわれています。
当院では「患者さんへの負担が少ない術前補助診断ができる」として2006年に導入し、その後、スクリーニングに適応を拡大し、大腸がんの早期発見につなげています。

大腸CT検査は、肛門から大腸内に炭酸ガスを注入し腸管を膨らませた状態でCT撮影を行い、3D画像を作成して、内視鏡のように観察や診断を行う検査です。従来の大腸内視鏡検査と大きく異なる点は、肛門から内視鏡を挿入せずに検査ができることです。
検査時間は10分程度で、前処置の負担(多量の下剤や腸管洗浄剤を飲むこと)も内視鏡検査に比べて少なく、高齢の方でも比較的楽に検査を受けることが可能です。
大腸内視鏡検査が困難な方や、苦手な方は大腸 CT検査をお勧めします。ご希望の際は、診察時にご相談ください。

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放射線治療装置
半年の設置工事を経て、2016年3月から最新の放射線装置「Elekta Synergy」(エレクタ・シナジー)が稼働しています。
当院ではこれまでも放射線治療装置によるど疼痛緩和や骨転移治療など行ってきましたが、この程更新した新機種は「イメージガイド放射線治療(IGRT)」の機能によって、従来のリニアックグラフィやポータルイメージング画像では確認が困難だった軟部組織を判別することが出来ます。
事前に患者さんの検査画像をコンピュータに登録することで、正確な位置決めが自動で行えるため、放射線治療を安全に実施できます。定位放射治療(SRT)などの高精度な照射の可能です。






